クレジットカード現金化と資金繰り

リスクが高い!未成年によるクレジットカード現金化のやり方と注意点

未成年が現金化を行うためには本人のクレジットカードを作る必要があります。未成年向けのクレジットカードの例や注意点、未成年による現金化のリスクについて解説しています。

未成年でも現金化できる?

未成年の現金化

 

そもそも、未成年はクレジットカードが持てるのかどうかという問題があります。
家族カードなら所有可能ですが、クレジットカード現金化には本人名義のカードが必要です。
つまり、未成年がクレジットカード現金化をするには「本人名義のクレジットカード」を所持していなければなりません。

 

では、未成年はレジットカード現金化はできないのでしょうか?

 

 

未成年でもカードは作れる

結論から申し上げると、未成年でもクレジットカードは作れます

 

かなり絞られた会社にはなりますが、高校生を除く18歳以上であれば「学生専用クレジットカード」を申し込める場合があります。
しかし、これらのカードは通常、通常の成人向けクレジットカードとは異なる制限や条件が適用されている場合が多いです。

 

未成年向けクレジットカードの制限や条件の例を以下にてご紹介いたします。

 

  1. 保護者の同意: 保護者や法定代理人の同意が必要。保護者が共同署名者としてカード契約に署名することで、未成年者でもカードの取得が可能になる。
  2. 収入の証明: 収入の証明が必要。収入がない場合は保護者の収入が考慮される。
  3. 利用限度額の制限: 利用限度額は一般カードより低め。
  4. 利用範囲の制限: 特定の場所やカテゴリーでの利用に制限される。
  5. 教育目的: 教育目的での利用を前提として提供される場合もあり。

 

未成年のクレジットカード現金化はリスキー

旅行や趣味、人付き合いなど未成年でも何かとお金が必要です。
そこで、未成年でもクレジットカード現金化をしたい方もいることでしょう。

 

しかし、未成年用のクレジットカードが作成できたとしても、現金化業者が応じるとは限りません
理由としては、未成年の支払い能力は信用度が低いからです。
もし何かトラブルが発生した際には、子どものに連絡がつくため、現金化業者が親も含めたトラブルを避けたいために、未成年の利用を断る場合が多いです。

 

また、クレジットカード現金化は、「商取引」に分類されます。
古物買い取りの際は相手が必ず成人であることを確認しなければならないと定められているため、古物商営業の規則に抵触してしまうことになります。

 

そのため、未成年のクレジットカード現金化はリスクが高く、受けてくれる現金化業者は非常に少なくなります。

 

未成年OKは悪徳業者の可能性

リスクの高い未成年業者のクレジットカード現金化を受ける業者は非常に少なく、口コミや評価の高い業者はまず受け入れないことが考えられます。
そのため、未成年でも許可する業者は信用性が低く、詳細も不明な悪徳業者である可能性が高いです。

 

もし、利用してしまいトラブルに巻き込まれた際には、然るべき処置を行いましょう。

 

  • 親への連絡:何とかなると黙っていると事態悪化のリスクがありますので、絶対に連絡しましょう。
  • 国民消費者センターや弁護士に相談:その際には、いつ・どの業者から・何を購入・還元額などの情報をまとめて相談しましょう。

 

 

未成年でもクレジットカード現金化はできるが…

未成年でも高校卒業後の18歳以上であれば、自身のクレジットカードを作成し、現金化することは可能です。
しかし、未成年を受け入れる現金化業者が少ないため、必然的に悪徳業者の被害に遭う可能性が高くなってしまいます。

 

もし、利用して被害に遭った際には、親への連絡と国民消費者センターや弁護士へできるだけ相談するようにしてください。